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Daily Life in Tokyo

東京在住。毎日の生活や日々感じたことなどをつづっていきます。

認知の枠組み


先日の勝間塾月例会の和田秀樹先生による「心理学」が、私にとってものすごく大きな学びとなったので、(自分の未成熟さ加減がばれてしまうので、かなりお恥ずかしいですが。)ここでシェアさせてください。

私にとっての大きな学びは、まず「自分と相手の認知の枠組みが違うということ」でした。
「自分の意見や話が理解してもらえないといらいらし、感情的にものをいってしまう。時には、相手に攻撃的な気持ちを抱いてしまう」というお話が講義の最初にありました。これ、まさに私のことです。常にこういう状態ではなく、大半のことは「スルーするのですが、我慢に我慢を重ね、フラストレーションが貯まった結果どういうことが起こるかというと、コントロールできないほどの怒りを爆発させてしまうことがあるんです。私からすると、たいていのことは相手の意見を尊重し、ちょっとカチーンときても言わず我慢をして相手の言うことに極力合わせているつもりでした。でも、ついに我慢できなくなったときに「いい加減にしてください!!あなたちょっとおかしいんじゃないですか!」と。(相手からみると、突然切れた、という感じなのでしょうか。)過去に何度かこういうことがあって、お相手の顔は二度とみたくない、という憎しみまで抱いてしまったり、思わず暴言を吐きそうになるほど感情のコントロールが利かなくなる自分はどこかおかしいんじゃないか?いや、でもこの場合、相手にがおかしいし、などという思考をぐるぐる繰り返したり。結局、人の気持ちを理解しようする姿勢のない相手の人格がおかしい、と考えたり。
 でも、昨日の和田先生の「自分と相手の認知の枠組みが違う」というお話を聞いて、ふ~と力が抜けました。これまで私は相手が「常に意見を押し通そうとしている」とか「この人はなから、私の意見を理解する気がない」と無意識に決めつけていたからです。そうではなくて、ただ単に「自分と相手の認知の枠組みが違う」のであり、「その枠組みの違いを説明してお互いの理解を埋めていく必要がある」という
考えが自分に欠けていたのだ、と納得しました。そう思うと、必要以上に怒りの感情もわいてこない。そしてこれまで、自分が相手がいかに偏った認識や思い込みで物事を判断していたのか、ということに気づかされました。そうした偏った考えや思い込みで誤った行動をとらないために、
「日ごろから自分とは異なる多様な意見を聞いて、多様な知識や情報に触れ、様々な可能性を考えられるような状態にしておくこと。それが、最適な判断をする礎になる。」
というお話にもももすごく納得しました。
 すると、同時に、なぜ自分が勝間塾やサポートメールで様々なことを学んでいるのか、その必要性があるのか、その意味がストンと1本につながりました。どういうことかというと、「さまざまな知識や情報からあらゆる可能性を考え、より良い判断、行動をしていく」ために、その手段のひとつとして、ロジカルシンキングしたり、フォトリーディングで情報収集したり、良い人間関係を築くために選択理論を学んできたりしてきたわけで。。これまでぶつ切り状態であったテーマの意味あいが、自分の中で初めて一本のラインでつながりました。
 よく、勝間塾生ではない友達に「勝間塾って何の意味があるの?お金払って、勉強する意味が分からない」的なことを言われることがあります。そのときの自分の反応として、「勝間さんのお話すごく面白いよ。自分が知らなかった概念とかしれて、すごい学びにつながるんだよ。」という稚拙な説明しかできなくて、なかなか相手に理解してもらえず、自分でも困惑。。
 でも「さまざまな知識や情報からあらゆる可能性を考え、より良い判断、行動をしていく」ための学びなんだ、ということを認識すれば、なぜ自分はここで学んでいるのか、とか、学ぶ姿勢も理解度も変わってくると感じました。
 今頃、そこを理解したというのも恥ずかしいのですが、ものすごく大事なことに気づかせてくださった和田秀樹先生と、このテーマを取り上げてくれた勝間塾長に、改めてお礼を言いたいです。ありがとうございました。
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